2011年05月01日配信のメルマガ

Fの店便り vol.14【2011年5月1日号】

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“安心と信頼と「わくわく」を、お客さまに” 
<Fの店は、お客さま目線で考えるお店です> 
Fの店便り vol.14【2011年5月1日号】           
 <<< http://www.fussa.co.jp>>>
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皆さま、こんにちは。
Fの店ライター、橘由歩です。

未曾有の大災害から、もうすぐ2カ月。
季節は確実に進み、風薫る爽やかな季節となりました。

東日本大震災、および福島第一原発事故で被災された皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。
復興に尽力されている方々のご苦労を思えば、
言葉もありません。

皆さまにとって、この2カ月はどのような時間だったのでしょうか。
あらゆることが、3・11前には戻らないことを痛感します。
表層だけの軽い言葉はもう要らないですね。
人間の心を、精神を真摯に見つめていきたいと、
今思うのはそれだけです。
「元に戻る」のではなく、より深くと・・・。

Fの店も4月、新たなスタートを切りました。
『Fussa Paper vol.7』も3月23日に無事、発行となり、
より一層、皆さまのお役に立てればと思っております。
そしてお休みをいただいていたこのメルマガも、
次号の5月15日<月ナカ号>より、
通常の形で再開させていただきます。

被災された方で福生に住まわれている方も、
きっと、いらっしゃるのではないでしょうか。
お仕事や学校の関係で、福生に転入された方も多いのではないでしょうか。
そのような方たちにとって、Fの店が福生の羅針盤となれれば!
皆さまのお役に立てるよう、少しでも潤いを差し上げることができるよう、
Fの店はこれからも、誠実な歩みをつとめてまいります。
どうか今後とも、Fの店をよろしくお願い申し上げます。

未曾有の国難ではありますが、
お互い、各々の分野で力を尽くして、
一歩一歩、乗り越えて行ければと思っております。

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│編│集│後│記│
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「シャクナゲ匂う山なみに・・・・・」
「ケヤキの樹にしあわせの・・・・・」
「キビタキ歌う尾根を背に・・・・・」
原発事故後、長いこと忘れていた「福島県民の歌」を思い出し、
口ずさんでみるのですが、込み上げてきて歌えません。

http://www.youtube.com/watch?v=W7aRqWdho7w

美しき阿武隈の地が汚されていくのを、
見つめることしかできないのが悔しいです。
出身小学校は倒壊の危険で立入禁止、校庭は放射能で使用禁止。
連休後半、相馬へボランティアに行くつもりです。
毎夏、潮干狩りと海水浴に行った松川浦へ。

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次回の配信は、5月15日。
月ナカ特集<今月は、ココ>は、
「味家 京」です。どうか、お楽しみに!
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★ライター紹介
福生市在住、ノンフィクションライター。二児の母。 福島県出身。
主な著書は『身内の犯行』(新潮新書)、『ひきこもりたちの夜が
明けるとき』(PHP研究所)、『全国ごちそう調味料』(幻冬舎)
など。別名で『同い年事典』(黒川祥子、新潮新書)も。
新刊『セレブ・モンスター』(河出書房新社)です。
⇒ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309020198